φマナや《三なる宝球/Trinisphere(DST)》についてルールを見てみたところ、
その後、5(青の部分)で三球の効果が発動して呪文コストを最低3に引き上げる。(CR601.2e)
7(黒の部分)で召集や探査での払い方の変更の効果を受ける。(CR601.2g)
になるはず。
つまり、《四肢切断/Dismember(NPH)》(1(φ/B)(φ/B))を三球環境下で4点ライフを支払ってもマナコストは(3)必要になる。
1:呪文を唱えることを宣言し、スタックに置く。2(赤の部分)でφマナの「プレイヤーはそれらの各シンボルごとに2点のライフを支払うかその色のマナを支払うかを宣言する。」を行う。(CR601.2b)
2:呪文のモードを選択する。
3:呪文の対象を宣言する。
4:呪文の効果を分配するときどういう配分をするか宣言する。
5:呪文の総呪文コストを決定する。
6:マナ能力を使用する。
7:呪文の全てのコストを任意の順に支払う。
8:1~7が成立しているなら、呪文を唱えられたことになる。
その後、5(青の部分)で三球の効果が発動して呪文コストを最低3に引き上げる。(CR601.2e)
7(黒の部分)で召集や探査での払い方の変更の効果を受ける。(CR601.2g)
になるはず。
つまり、《四肢切断/Dismember(NPH)》(1(φ/B)(φ/B))を三球環境下で4点ライフを支払ってもマナコストは(3)必要になる。
無限(ライブラリーアウト)のルール
2015年2月6日 MTGルール関係 コメント (4)無限ルール@wiki:http://mtgwiki.com/wiki/%E7%84%A1%E9%99%90%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB
(ちなみに、無限ルールを調べてみたけど記述が抽象的で分かりませんでした。)
twitterでもつぶやいたことですが、それに加えていろいろと。
《群の祭壇/Altar of the Brood(KTK)》を使うとジェスカイの隆盛や心無き召喚で無限LOができます。
通常はそのまま次の相手のドローで勝利できますが、伝説のエルドラージとガイアの祝福などのライブラリー修復カードが引っかかります。
カードをリムーブするなどの対策は別に考えてありますが、ふと次のことが頭に浮かびました。
「擬似的に相手のライブラリーを全て見ることができるのでは」
ライブラリーが修復されてしまうとはいえ、それまでに墓地に落ちたカードは公開情報になるはずです。
無限LOは実際には有限回しか宣言できないとはいえ、53万とか100穣とか試行回数を重ねればライブラリー修復カードを含めたカードの構成が分かるはずです。
それを踏まえてルール的に可能かどうか聞きたいのは、
「群の祭壇をとてつもなく大量に誘発させるので、デッキを見せてください」
と言えるかどうかです。
もう一つこれを発展させたこととして、
「デッキをライブラリー修復カードだけにすることができるのでは」
ということも考え付きました。
さっきの中の試行回数を重ねていく段階で、デッキボトムをライブラリー修復カードだけにすることも可能なはずです。
ライブラリー修復カードが複数あったとしても、試行回数を重ねればデッキにはライブラリー修復カードだけのパターンもあることから、修復カードの枚数も分かります。
そうすることで、「修復カードの枚数だけライブラリーが残るまでループを続ける」という宣言をすることが可能だと考えました。
これらができたときのメリットとして、
・相手の使用カードを把握できる
・伝説のエルドラージの場合、素出しが非常に困難なので無限パーツだけでライブラリーアウトできる
というのがあります。
なお、MTG Onlineでは省略ができないので時間切れになりますので、プレイテストはできません。
(ちなみに、無限ルールを調べてみたけど記述が抽象的で分かりませんでした。)
twitterでもつぶやいたことですが、それに加えていろいろと。
《群の祭壇/Altar of the Brood(KTK)》を使うとジェスカイの隆盛や心無き召喚で無限LOができます。
通常はそのまま次の相手のドローで勝利できますが、伝説のエルドラージとガイアの祝福などのライブラリー修復カードが引っかかります。
カードをリムーブするなどの対策は別に考えてありますが、ふと次のことが頭に浮かびました。
「擬似的に相手のライブラリーを全て見ることができるのでは」
ライブラリーが修復されてしまうとはいえ、それまでに墓地に落ちたカードは公開情報になるはずです。
無限LOは実際には有限回しか宣言できないとはいえ、53万とか100穣とか試行回数を重ねればライブラリー修復カードを含めたカードの構成が分かるはずです。
それを踏まえてルール的に可能かどうか聞きたいのは、
「群の祭壇をとてつもなく大量に誘発させるので、デッキを見せてください」
と言えるかどうかです。
もう一つこれを発展させたこととして、
「デッキをライブラリー修復カードだけにすることができるのでは」
ということも考え付きました。
さっきの中の試行回数を重ねていく段階で、デッキボトムをライブラリー修復カードだけにすることも可能なはずです。
ライブラリー修復カードが複数あったとしても、試行回数を重ねればデッキにはライブラリー修復カードだけのパターンもあることから、修復カードの枚数も分かります。
そうすることで、「修復カードの枚数だけライブラリーが残るまでループを続ける」という宣言をすることが可能だと考えました。
これらができたときのメリットとして、
・相手の使用カードを把握できる
・伝説のエルドラージの場合、素出しが非常に困難なので無限パーツだけでライブラリーアウトできる
というのがあります。
なお、MTG Onlineでは省略ができないので時間切れになりますので、プレイテストはできません。
あれ、魂の洞窟ってクリーチャー限定だったはずでは・・・
2014年3月24日 MTGルール関係 コメント (3)
以前、自分の下のページで授与の面倒くさい仕様について書いたことがあります。
http://akroma.diarynote.jp/201310070453102862/
で、本日MOでモダンのゾンビデッキを動かしていたときのことでした。
《悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned(BNG)》をクリーチャーに張ろうとしたときです。
その時《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》をゾンビ指定でコントロールしていました。
何気なく魂の洞窟から色マナを出して支払ってみると出来ました。
しかも蘇りし者には「打ち消されない」という文字(を英語にしたもの)まで見えていました。
魂の洞窟には「このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき~」という文があります。
また、上のページのように授与で唱える呪文のコストを支払うときにはオーラ・エンチャントになっているはずです。
つまり、魂の洞窟で授与のコストを色マナでは支払えないことになります。
さすがにこれはおかしいと思って実験をしてみました。
えっと、これはMOの挙動が間違えていると見てよろしいでしょうか(ワクワク)
http://akroma.diarynote.jp/201310070453102862/
で、本日MOでモダンのゾンビデッキを動かしていたときのことでした。
《悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned(BNG)》をクリーチャーに張ろうとしたときです。
その時《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》をゾンビ指定でコントロールしていました。
何気なく魂の洞窟から色マナを出して支払ってみると出来ました。
しかも蘇りし者には「打ち消されない」という文字(を英語にしたもの)まで見えていました。
魂の洞窟には「このマナは、選ばれたタイプのクリーチャー呪文を唱えるためにのみ使用でき~」という文があります。
また、上のページのように授与で唱える呪文のコストを支払うときにはオーラ・エンチャントになっているはずです。
つまり、魂の洞窟で授与のコストを色マナでは支払えないことになります。
さすがにこれはおかしいと思って実験をしてみました。
●用意したもの
《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》3枚
《古代の聖塔/Ancient Ziggurat(CON)》1枚
クリーチャー(とりあえず墓所這い)1枚
《悪意に満ちた蘇りし者/Spiteful Returned(BNG)》3枚
●実験内容
クリーチャー呪文でしかプレイできない洞窟や聖塔を用いてクリーチャーに蘇りし者を授与できるか調べる。
その際ノイズを最低限にするために他の土地は一切出さないものとする。
●実験結果
→の絵のように聖塔と洞窟だけでも授与プレイできた。
えっと、これはMOの挙動が間違えていると見てよろしいでしょうか(ワクワク)
呪文を唱える(そういえばプレイはカードや土地限定だった)
2013年10月7日 MTGルール関係 コメント (3)問題:《鋼のゴーレム/Steel Golem(10E)》が出ている状態で授与でゴーレムにエンチャント可能か?
解答:できません。
数日前から私が疑問に思っていた質問と答えがこれです。
別コストで唱えたことによってカードタイプが変化するのはこれまで類を見ないことだと思います。
(リシド謙虚問題といい、これだからエンチャントは面倒くさいと思います)
こうなる理由は呪文を唱えたときの挙動にありました。
呪文を唱えたときの挙動を簡単に説明すると、
ちなみに呪文を唱えたときの挙動の完全版は以下のページの601を参照。
http://mtg-jp.com/rules/docs/CompRules_j.html
次に授与の説明ですが、今回重要になるのは702.102の以下の文です。
「授与コストを支払うことを選択したなら、これはオーラ・エンチャントとなり、エンチャント(クリーチャー)を得る。」
(残りのものは上のページの702.102を参照。)
これはモード選択が終了したらその瞬間からオーラ・エンチャントになるということになります。
さっきの表をクリーチャー状態を赤で、オーラ状態を青で書き直すと、
そして鋼のゴーレムですが、これはクリーチャー呪文を唱えることを禁じる能力です。
つまり、唱えることを宣言できなくするので1に入ることが出来なくなります。
これらのことから、一番最初の問題と解答が導き出されます。
ということを、日曜日くろぺんさんから聞きました。
なお今回の呪文を唱えたときの挙動を利用すれば、
・《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》が自分の戦場にいれば授与を瞬速で唱えることが可能
・戦場に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》がいると授与コストが1増える
といった説明も簡単に理解できました。
解答:できません。
数日前から私が疑問に思っていた質問と答えがこれです。
別コストで唱えたことによってカードタイプが変化するのはこれまで類を見ないことだと思います。
こうなる理由は呪文を唱えたときの挙動にありました。
呪文を唱えたときの挙動を簡単に説明すると、
1:呪文を唱えることを宣言し、スタックに置く。※マジック総合ルール(和訳 20130927.0 版)から抜粋したものです。
2:呪文のモードを選択する。
3:呪文の対象を宣言する。
4:呪文の効果を分配するときどういう配分をするか宣言する。
5:呪文の総呪文コストを決定する。
6:マナ能力を使用する。
7:呪文の全てのコストを任意の順に支払う。
8:1~7が成立しているなら、呪文を唱えられたことになる。
ちなみに呪文を唱えたときの挙動の完全版は以下のページの601を参照。
http://mtg-jp.com/rules/docs/CompRules_j.html
次に授与の説明ですが、今回重要になるのは702.102の以下の文です。
「授与コストを支払うことを選択したなら、これはオーラ・エンチャントとなり、エンチャント(クリーチャー)を得る。」
(残りのものは上のページの702.102を参照。)
これはモード選択が終了したらその瞬間からオーラ・エンチャントになるということになります。
さっきの表をクリーチャー状態を赤で、オーラ状態を青で書き直すと、
1:呪文を唱えることを宣言し、スタックに置く。つまり呪文を唱える宣言をしてからモードを選択するまではクリーチャー呪文になります。
2:呪文のモードを選択する。
3:呪文の対象を宣言する。
4:呪文の効果を分配するときどういう配分をするか宣言する。
5:呪文の総呪文コストを決定する。
6:マナ能力を使用する。
7:呪文の全てのコストを任意の順に支払う。
8:1~7が成立しているなら、呪文を唱えられたことになる。
そして鋼のゴーレムですが、これはクリーチャー呪文を唱えることを禁じる能力です。
つまり、唱えることを宣言できなくするので1に入ることが出来なくなります。
これらのことから、一番最初の問題と解答が導き出されます。
ということを、日曜日くろぺんさんから聞きました。
なお今回の呪文を唱えたときの挙動を利用すれば、
・《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》が自分の戦場にいれば授与を瞬速で唱えることが可能
・戦場に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》がいると授与コストが1増える
といった説明も簡単に理解できました。
教えてえらい人(チーム戦での助言について編)
2011年5月7日 MTGルール関係 コメント (3)一部実際の出来事(注:自分視点)です。
それはチーム戦での出来事。
他のチームメイトの試合はすでに終了して、両側のプレイヤーとも自分の席で見守っています。
相手の墓地には《復讐蔦/Vengevine(ROE)》があります。
私は土地がフルタップです。
現在対戦相手のターンですでにクリーチャー呪文を1回唱えています。
そして、対戦相手はこのターン2回目のクリーチャー呪文を唱えました。
その直後、
A:対戦相手のチームメイトが「蔦回収できるぞ」と言って墓地の蔦を掴んで対戦相手の戦場に出した。
B:対戦相手のチームメイトが「蔦回収できるぞ」と言ったあと、対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
C:対戦相手のチームメイトが墓地の蔦を無言で指を指し、対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
D:対戦相手が「この後どうするんだっけ?」と言ったので、チームメイトが「蔦回収しろwww」と言って対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
E:対戦相手が「蔦回収して良いんだっけ?」と言ったので、チームメイトが「良いに決まっているだろwww」と言って対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
A~Eの内、どれがルール的に認められていて、どれがルール違反になるでしょうか?
(ぶっちゃけ、どこまで行ったら「助言」の範疇を超えているのかということです。)
それはチーム戦での出来事。
他のチームメイトの試合はすでに終了して、両側のプレイヤーとも自分の席で見守っています。
相手の墓地には《復讐蔦/Vengevine(ROE)》があります。
私は土地がフルタップです。
現在対戦相手のターンですでにクリーチャー呪文を1回唱えています。
そして、対戦相手はこのターン2回目のクリーチャー呪文を唱えました。
その直後、
A:対戦相手のチームメイトが「蔦回収できるぞ」と言って墓地の蔦を掴んで対戦相手の戦場に出した。
B:対戦相手のチームメイトが「蔦回収できるぞ」と言ったあと、対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
C:対戦相手のチームメイトが墓地の蔦を無言で指を指し、対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
D:対戦相手が「この後どうするんだっけ?」と言ったので、チームメイトが「蔦回収しろwww」と言って対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
E:対戦相手が「蔦回収して良いんだっけ?」と言ったので、チームメイトが「良いに決まっているだろwww」と言って対戦相手が墓地の蔦を戦場に出した。
A~Eの内、どれがルール的に認められていて、どれがルール違反になるでしょうか?
(ぶっちゃけ、どこまで行ったら「助言」の範疇を超えているのかということです。)
頑強する《破れ翼トビ/Tatterkite(SHM)》
2011年4月22日 MTGルール関係 コメント (1)ふと思いたってこのカードを思い出しました。
ちなみに、こんなカード。
《メリーラの守り手/Melira’s Keepers(MBS)》のようにカウンターを乗せないカードとして知られています。
カウンターといえばその当時もメカニズムとして-1/-1カウンターがありました。
それを使った能力「頑強」もありました。
とあるサイト(場所は忘れた)で頑強は-1/-1カウンターが置かれた状態で戦場に出るとありました。
そうするとカウンターを配置できないこのクリーチャーに頑強をつけたらどうなるか気になりました。
調べたところ、以下のサイトの答えがありました。
http://mjmj.info/data/obsolete/faq_shm_j.html
抜粋すると
「•《破れ翼トビ》がカウンターが置かれた状態で場に出る場合、それはそのカウンターが置かれずに場に出る。 例えば、何らかの効果でそれが頑強を得た状態で破壊された場合、それは-1/-1カウンターが置かれずに場に出る。」
トビに《魂の大鍋/Cauldron of Souls(SHM)》で無限ブロッカーが完成するということになります。
同様に《メリーラの守り手/Melira’s Keepers(MBS)》でも無限ブロッカーが出来そうです。
何かこのことが悪いことに使えないカナー(棒読み
ちなみに、こんなカード。
破れ翼トビ/Tatterkite
アーティファクト・クリーチャー — カカシ
2/1
飛行
破れ翼トビの上にはカウンターを配置できない。
《メリーラの守り手/Melira’s Keepers(MBS)》のようにカウンターを乗せないカードとして知られています。
カウンターといえばその当時もメカニズムとして-1/-1カウンターがありました。
それを使った能力「頑強」もありました。
とあるサイト(場所は忘れた)で頑強は-1/-1カウンターが置かれた状態で戦場に出るとありました。
そうするとカウンターを配置できないこのクリーチャーに頑強をつけたらどうなるか気になりました。
調べたところ、以下のサイトの答えがありました。
http://mjmj.info/data/obsolete/faq_shm_j.html
抜粋すると
「•《破れ翼トビ》がカウンターが置かれた状態で場に出る場合、それはそのカウンターが置かれずに場に出る。 例えば、何らかの効果でそれが頑強を得た状態で破壊された場合、それは-1/-1カウンターが置かれずに場に出る。」
トビに《魂の大鍋/Cauldron of Souls(SHM)》で無限ブロッカーが完成するということになります。
同様に《メリーラの守り手/Melira’s Keepers(MBS)》でも無限ブロッカーが出来そうです。
何かこのことが悪いことに使えないカナー(棒読み
相手のアップキープやドローステップやりたかったのに…
2011年2月3日 MTGルール関係 コメント (4)攻撃宣言の省略について以前話題に取り上げたことがあります。
(以前に取り上げたとき:http://akroma.diarynote.jp/201101171445411481/)
(上より詳しいのはここ:http://silvermoon.diarynote.jp/201101201523019292/)
(風華さんお借りします)
宣言の省略に関して取り上げなくてはいけない事案がありました。
詳しくは下のページです。
http://43458.diarynote.jp/201102020314366842/
(ネタ蒔き時さんお借りします)
アップキープやドローステップでの優先権のやり取りについてです。
このページを見てもらうと、特に《根絶/Extirpate(PLC)》についての事案がありました。
刹那がついていて相手は何もできないため、優先権の放棄の焦点が大事に成るところだと思います。
エクステンデッドでもこの事案があります。
具体的なデッキやカード名は伏せますが、3マナ3/1飛行のEtb能力で好きな手札を1枚入れ替えるクリーチャーや、4マナ4/4飛行で特殊条件を満たすと好きなプレイヤーの土地を全てタップするクリーチャーがいます。
どちらも瞬速持ちで、前者はしばしばドローステップに、後者は時々アップキープステップに唱えられる傾向があります。
さらにこの2枚は都合上とある同じデッキに入れられることが多く、同一デュエルで1個以上ずつ唱えられることもよくあります。
このとあるデッキが地雷デッキかというとむしろTier1なので良く見かけます。
つまり、この事案でトラブルになるケースも多いと思います。
なお、宣言の省略のルールを見てみましたが、アップキープやドローの省略については明記されていません。
トラブルに拍車がかかるのは間違いないと思います。
よくローウィン時代問題にならなかったものだ。
無いルールは仕方ないので、できるまで応急処置をしてトラブルから自分を守らないといけません。
ということで、メインフェイズ入るまではこういう風にしたら良いのではないでしょうか。
「アンタップ、アップキープ、ドローOK?、ドロー、メインOK?」
(以前に取り上げたとき:http://akroma.diarynote.jp/201101171445411481/)
(上より詳しいのはここ:http://silvermoon.diarynote.jp/201101201523019292/)
(風華さんお借りします)
宣言の省略に関して取り上げなくてはいけない事案がありました。
詳しくは下のページです。
http://43458.diarynote.jp/201102020314366842/
(ネタ蒔き時さんお借りします)
アップキープやドローステップでの優先権のやり取りについてです。
このページを見てもらうと、特に《根絶/Extirpate(PLC)》についての事案がありました。
刹那がついていて相手は何もできないため、優先権の放棄の焦点が大事に成るところだと思います。
エクステンデッドでもこの事案があります。
具体的なデッキやカード名は伏せますが、3マナ3/1飛行のEtb能力で好きな手札を1枚入れ替えるクリーチャーや、4マナ4/4飛行で特殊条件を満たすと好きなプレイヤーの土地を全てタップするクリーチャーがいます。
どちらも瞬速持ちで、前者はしばしばドローステップに、後者は時々アップキープステップに唱えられる傾向があります。
さらにこの2枚は都合上とある同じデッキに入れられることが多く、同一デュエルで1個以上ずつ唱えられることもよくあります。
このとあるデッキが地雷デッキかというとむしろTier1なので良く見かけます。
つまり、この事案でトラブルになるケースも多いと思います。
なお、宣言の省略のルールを見てみましたが、アップキープやドローの省略については明記されていません。
トラブルに拍車がかかるのは間違いないと思います。
よくローウィン時代問題にならなかったものだ。
無いルールは仕方ないので、できるまで応急処置をしてトラブルから自分を守らないといけません。
ということで、メインフェイズ入るまではこういう風にしたら良いのではないでしょうか。
「アンタップ、アップキープ、ドローOK?、ドロー、メインOK?」
【MTG】教えて、偉い人1月20日号(テキストに出てきた回数編)
2011年1月20日 MTGルール関係 コメント (5)問題:私は現在《心因検査器/Psychogenic Probe(MRD)》をコントロールしている。
現在は対戦相手のターン。
対戦相手はメインフェイズで1つの呪文を唱え、解決に入った。
その際、その呪文には自分のライブラリーを切り直す効果が2回入っていた。
実際に2回切り直すかどうかは多分K値の関係なのでここでは省略する。
ライブラリーを切り直したので心因検査器からダメージを受けることを対戦相手は了解している。
このとき対戦相手は何点のダメージを心因検査器から与えられる?
ふとこの前のチーム戦のEDHで心因検査器を見たのでふと疑問に思いました。
まあ、1つの呪文で2回シャッフルするものなんてさすがに出ないデスヨネー(のヮの)
現在は対戦相手のターン。
対戦相手はメインフェイズで1つの呪文を唱え、解決に入った。
その際、その呪文には自分のライブラリーを切り直す効果が2回入っていた。
実際に2回切り直すかどうかは多分K値の関係なのでここでは省略する。
ライブラリーを切り直したので心因検査器からダメージを受けることを対戦相手は了解している。
このとき対戦相手は何点のダメージを心因検査器から与えられる?
ふとこの前のチーム戦のEDHで心因検査器を見たのでふと疑問に思いました。
まあ、1つの呪文で2回シャッフルするものなんてさすがに出ないデスヨネー(のヮの)
攻撃宣言の省略について
2011年1月17日 MTGルール関係 コメント (3)これはPWCのチムスタであった話。
対戦相手:白単アージェンタム
私:黒単吸血鬼
相手の場:召喚酔いをしていないクリーチャー1体に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》が装備されている。
ついでにカウンターが5個乗った《古き秘密の探索/Quest for Ancient Secrets(ZEN)》が1つある。
そういえば他にも召喚酔いでないクリーチャーがいたはず。
私:アンタップ状態の沼があり、手札に《血の復讐/Vendetta(ROE)》がある(十分なライフがあるとする)。
相手「戦闘入ります。」
私「(戦闘…メインフェイズまで戻るとまずそうだし、戦闘ステップ開始時と明言してからでもよさそうだ)どうぞ。」
相手「では攻撃クリーチャーはこれで(鎧を付けたクリーチャーをタップ)」
私「えっ?」
相手「えっ?」
その後、相手からの説明+ジャッジからの説明で省略の了解というルールがあったことが分かりました。
MTGではイベント規定として、以下のページがあります。
http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20110101.html(日本語版)
http://www.wizards.com/wpn/Document.aspx?x=Magic_The_Gathering_Tournament_Rules(英語版)
(英語版は文章がPDFファイルなので注意
そのページの「4.2 イベントでの手順省略」の例示2(「戦闘入ります」~何か行動することが出来る)の部分ではないかと思います。
該当する部分を意訳してみると、
Q「戦闘入るよーっ!」:OK/No
OKの場合→自動的に「戦闘開始ステップ」を飛ばして攻撃クリーチャー指定ステップに入る。
Noの場合→「戦闘前メインフェイズ」か「戦闘開始ステップ」かのタイミングを明示して対応する。
※なお戦闘開始ステップと明示すると、攻撃側から戦闘前メインフェイズに戻ることは出来ないらしい
つまり、この場合は相手が「戦闘入ります」と言った時に、「じゃあ戦闘開始ステップのときに~」と言えばよかったです。
普段は意識せずにいったのですが、実はこんなことがあったということ
このことは、エクテンでも《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を使う時はよくあることなので覚えておいた方がいいです。
この場合はメインでも戦闘開始でもさして意味は無いですが。
対戦相手:白単アージェンタム
私:黒単吸血鬼
相手の場:召喚酔いをしていないクリーチャー1体に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》が装備されている。
ついでにカウンターが5個乗った《古き秘密の探索/Quest for Ancient Secrets(ZEN)》が1つある。
そういえば他にも召喚酔いでないクリーチャーがいたはず。
私:アンタップ状態の沼があり、手札に《血の復讐/Vendetta(ROE)》がある(十分なライフがあるとする)。
相手「戦闘入ります。」
私「(戦闘…メインフェイズまで戻るとまずそうだし、戦闘ステップ開始時と明言してからでもよさそうだ)どうぞ。」
相手「では攻撃クリーチャーはこれで(鎧を付けたクリーチャーをタップ)」
私「えっ?」
相手「えっ?」
その後、相手からの説明+ジャッジからの説明で省略の了解というルールがあったことが分かりました。
MTGではイベント規定として、以下のページがあります。
http://mjmj.info/data/JPN_MTR_20110101.html(日本語版)
http://www.wizards.com/wpn/Document.aspx?x=Magic_The_Gathering_Tournament_Rules(英語版)
(英語版は文章がPDFファイルなので注意
そのページの「4.2 イベントでの手順省略」の例示2(「戦闘入ります」~何か行動することが出来る)の部分ではないかと思います。
該当する部分を意訳してみると、
Q「戦闘入るよーっ!」:OK/No
OKの場合→自動的に「戦闘開始ステップ」を飛ばして攻撃クリーチャー指定ステップに入る。
Noの場合→「戦闘前メインフェイズ」か「戦闘開始ステップ」かのタイミングを明示して対応する。
※なお戦闘開始ステップと明示すると、攻撃側から戦闘前メインフェイズに戻ることは出来ないらしい
つまり、この場合は相手が「戦闘入ります」と言った時に、「じゃあ戦闘開始ステップのときに~」と言えばよかったです。
普段は意識せずにいったのですが、実はこんなことがあったということ
このことは、エクテンでも《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を使う時はよくあることなので覚えておいた方がいいです。
この場合はメインでも戦闘開始でもさして意味は無いですが。
【MTG】教えて、偉い人12月1日号(マナ能力編)
2010年12月1日 MTGルール関係 コメント (3)問題:私は現在アンタップ状態の《壊死のウーズ/Necrotic Ooze(SOM)》をコントロールしている。(召喚酔いは覚めている状態)
私の墓地には《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》と《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》のみが置かれています。
相手の戦場には《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》が置かれています。
現在、私が優先権を持っている状態で《彗星の嵐/Comet Storm(WWK)》をプレイすることを宣言しました。
コストを支払うときに、
1:ウーズをパラジウムの能力でタップ→2マナ発生
2:ウーズをピリ=パラと1でできた2マナを使ってアンタップして好きな色1マナ発生
3:1~2を繰り返して相手の致死量分マナを出す。
4:3の膨大なマナを彗星の嵐のコストに当てる
という方法で膨大な赤マナを支払いました。
ちなみに、こうする理由は(当初は)相手の遺産の能力を割り込ませずに無限マナを出したかったからです。
この方法はルール的に問題ないでしょうか?
あとで、「割り込まれてもマナ事態はすでに発生しているから、1~2のサイクルを繰り返せるから変わらないやん」と思ったのは余談ですが。
私の墓地には《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》と《ピリ=パラ/Pili-Pala(SHM)》のみが置かれています。
相手の戦場には《大祖始の遺産/Relic of Progenitus(ALA)》が置かれています。
現在、私が優先権を持っている状態で《彗星の嵐/Comet Storm(WWK)》をプレイすることを宣言しました。
コストを支払うときに、
1:ウーズをパラジウムの能力でタップ→2マナ発生
2:ウーズをピリ=パラと1でできた2マナを使ってアンタップして好きな色1マナ発生
3:1~2を繰り返して相手の致死量分マナを出す。
4:3の膨大なマナを彗星の嵐のコストに当てる
という方法で膨大な赤マナを支払いました。
ちなみに、こうする理由は(当初は)相手の遺産の能力を割り込ませずに無限マナを出したかったからです。
この方法はルール的に問題ないでしょうか?
あとで、「割り込まれてもマナ事態はすでに発生しているから、1~2のサイクルを繰り返せるから変わらないやん」と思ったのは余談ですが。