呪文を唱える(そういえばプレイはカードや土地限定だった)
2013年10月7日 MTGルール関係 コメント (3)問題:《鋼のゴーレム/Steel Golem(10E)》が出ている状態で授与でゴーレムにエンチャント可能か?
解答:できません。
数日前から私が疑問に思っていた質問と答えがこれです。
別コストで唱えたことによってカードタイプが変化するのはこれまで類を見ないことだと思います。
(リシド謙虚問題といい、これだからエンチャントは面倒くさいと思います)
こうなる理由は呪文を唱えたときの挙動にありました。
呪文を唱えたときの挙動を簡単に説明すると、
ちなみに呪文を唱えたときの挙動の完全版は以下のページの601を参照。
http://mtg-jp.com/rules/docs/CompRules_j.html
次に授与の説明ですが、今回重要になるのは702.102の以下の文です。
「授与コストを支払うことを選択したなら、これはオーラ・エンチャントとなり、エンチャント(クリーチャー)を得る。」
(残りのものは上のページの702.102を参照。)
これはモード選択が終了したらその瞬間からオーラ・エンチャントになるということになります。
さっきの表をクリーチャー状態を赤で、オーラ状態を青で書き直すと、
そして鋼のゴーレムですが、これはクリーチャー呪文を唱えることを禁じる能力です。
つまり、唱えることを宣言できなくするので1に入ることが出来なくなります。
これらのことから、一番最初の問題と解答が導き出されます。
ということを、日曜日くろぺんさんから聞きました。
なお今回の呪文を唱えたときの挙動を利用すれば、
・《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》が自分の戦場にいれば授与を瞬速で唱えることが可能
・戦場に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》がいると授与コストが1増える
といった説明も簡単に理解できました。
解答:できません。
数日前から私が疑問に思っていた質問と答えがこれです。
別コストで唱えたことによってカードタイプが変化するのはこれまで類を見ないことだと思います。
こうなる理由は呪文を唱えたときの挙動にありました。
呪文を唱えたときの挙動を簡単に説明すると、
1:呪文を唱えることを宣言し、スタックに置く。※マジック総合ルール(和訳 20130927.0 版)から抜粋したものです。
2:呪文のモードを選択する。
3:呪文の対象を宣言する。
4:呪文の効果を分配するときどういう配分をするか宣言する。
5:呪文の総呪文コストを決定する。
6:マナ能力を使用する。
7:呪文の全てのコストを任意の順に支払う。
8:1~7が成立しているなら、呪文を唱えられたことになる。
ちなみに呪文を唱えたときの挙動の完全版は以下のページの601を参照。
http://mtg-jp.com/rules/docs/CompRules_j.html
次に授与の説明ですが、今回重要になるのは702.102の以下の文です。
「授与コストを支払うことを選択したなら、これはオーラ・エンチャントとなり、エンチャント(クリーチャー)を得る。」
(残りのものは上のページの702.102を参照。)
これはモード選択が終了したらその瞬間からオーラ・エンチャントになるということになります。
さっきの表をクリーチャー状態を赤で、オーラ状態を青で書き直すと、
1:呪文を唱えることを宣言し、スタックに置く。つまり呪文を唱える宣言をしてからモードを選択するまではクリーチャー呪文になります。
2:呪文のモードを選択する。
3:呪文の対象を宣言する。
4:呪文の効果を分配するときどういう配分をするか宣言する。
5:呪文の総呪文コストを決定する。
6:マナ能力を使用する。
7:呪文の全てのコストを任意の順に支払う。
8:1~7が成立しているなら、呪文を唱えられたことになる。
そして鋼のゴーレムですが、これはクリーチャー呪文を唱えることを禁じる能力です。
つまり、唱えることを宣言できなくするので1に入ることが出来なくなります。
これらのことから、一番最初の問題と解答が導き出されます。
ということを、日曜日くろぺんさんから聞きました。
なお今回の呪文を唱えたときの挙動を利用すれば、
・《クルフィックスの預言者/Prophet of Kruphix(THS)》が自分の戦場にいれば授与を瞬速で唱えることが可能
・戦場に《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben(DKA)》がいると授与コストが1増える
といった説明も簡単に理解できました。
コメント
手の込んだカードはあまり使いたくない。
ところで、「呪文をプレイする」と「呪文を唱える」って切り分けられた(?)ような
記憶があるんですけど、これの違いって何でしたっけ?
問題は手の込んだカード(授与)がテーロスではコモンからあるので、逆にバカにしたほうが恥をかくと思います。
ちなみに呪文をプレイというのは正確には存在せず、「カードをプレイする」が正しい表現みたいです。
この場合は「呪文を唱える」と「土地をプレイする」の両方の意味を持っています。
今回の記事は呪文限定でしたので、プレイの表現は修正しておきます。
唱えるセオリーの6番に関してですね。自分はこのセオリー通りに実行するので、
カードを出した後に、土地をタップ(マナを出す)するんですが、
相手が、「マナは唱える前に出しておく(マナを浮かせた状態にする)べき」という考えらしく
相手「ちょっと、先にマナ支払ってもらえますかね?」
自分「え、(先じゃないけど)マナは支払ってるやん」
相手「ジャッジ、この人、呪文唱えるときマナ支払わないんですけど!」
って感じでした。
その後も、相手が納得できないらしく、しつこく言われて嫌な思い出です。
呪文を唱えるセオリー表を見るたび、それを思い出すんですよねぇ…
なんか本題と関係なかったですね、失礼(^^;