少し考察してみます。
リストはこっち参照で
http://akroma.diarynote.jp/201103240158518871/
ちなみに、基本的にはこちらのクリーチャーは全て吸血鬼という前提で考察しています。

遺跡の賢者、アノワン/Anowon, the Ruin Sage
3BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼・シャーマン
4/3
あなたのアップキープの開始時に、各プレイヤーは吸血鬼(Vampire)でないクリーチャー1体を生け贄に捧げる。
配下:除去能力は健在。
他も吸血鬼を使うので問題なく入れることが出来るうえ、相手には生け贄なので除去耐性をある程度無視できる。
本体はそこまで強靭ではないので使いまわす手段を推奨。
間違ってもガルザ・ゾルやザデック統率者で《逆説のもや/Paradox Haze(TSP)》を仕掛けてはいけない(ヘイト的な意味で)
統率者:統率者なので、マナさえあれば使いまわすことも可能。
もちろんヘイト値は上がる一方なので要注意。

隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar
4BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼
3/3
飛行
他の黒のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
黒でないクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。
配下:追加のロードとして計算できる。
最近の吸血鬼は軽いものも増えたので数に任せるのも可能になった。
黒クリーチャーを使うプレイヤーが少なければ、相手のトークンを抑えることも出来る。
ただし死にやすいことと、ウラモグの手先のエルドラージが使えなくなることに注意。
統率者:面で攻撃するデッキに有効。
あまり自分で殴りには行かないほうがいい。

Baron Sengir
5BBB
伝説のクリーチャー-吸血鬼
5/5
飛行
このターン、Baron Sengirによってダメージを与えられたクリーチャーが墓地に置かれるたび、Baron Sengirの上に+2/+2カウンターを1個置く。
T:他の吸血鬼1つを対象とし、それを再生する。
配下:少々重さは気になるが、他の吸血鬼への再生能力を持つ。
サイズはそれなりなので殴りにいけないこともない。
あともうひとつの能力は気にするな。
統率者:フレーバーとしては最適。
能力もそれなりに役に立つ。
ただし、素が重いため使いまわすのは少々厳しい。

呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed
2BB
クリーチャー-吸血鬼
0/0
呪われたクロウヴァクスは、その上に+1/+1カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。そうした場合、呪われたクロウヴァクスの上に+1/+1カウンターを1個置く。そうしなかった場合、呪われたクロウヴァクスから+1/+1カウンターを1個取り除く。
B:呪われたクロウヴァクスはターン終了時まで飛行を得る。
配下:味方を犠牲にして強さを得る。
素のサイズは悪くは無いのでアタッカーとしての運用は可能。
使用時には貴人や繰り返し使えるリアニメイトや墓地回収手段は常備すべし。
統率者:構築段階で考える必要がある。
クリーチャーを大量に入れるか、墓地回収手段を常備すること。
もちろん、ジェネラルダメージを狙うつもりで運用すること。
比較的使い回しが出来るので、無理して生け贄にする必要がなくなったのは大きいところ。

カラストリアの血の長、ドラーナ/Drana, Kalastria Bloodchief
3BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼・シャーマン
4/4
飛行
XBB:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-0/-Xの修整を受け、カラストリアの血の長、ドラーナはターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。
配下:主にクリーチャー除去要員。
マナがあればいろいろ応用のきく除去が出来る。
さらにパワーも上げられるので打点を稼ぐことも出来る。
マナコストもそこそこなため、通常は引ければ使用できるレベル。
統率者:基本は同じ。
除去のついでにパワーも上がるので、ジェネラルダメージ向けの構造になる。

疫病の女王、ガルザ・ゾル/Garza Zol, Plague Queen
4UBR
伝説のクリーチャー-吸血鬼
5/5
飛行、速攻
このターン、疫病の女王、ガルザ・ゾルによってダメージを与えられたクリーチャーが墓地に置かれるたび、疫病の女王、ガルザ・ゾルの上に+1/+1カウンターを1個置く。
疫病の女王、ガルザ・ゾルがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
配下:速攻があるためすぐに攻撃できるのが評価が高い。
能力も1つはともかく、ドローを促進できるので使い勝手が良い。
最大の問題点は色の関係上、他の吸血鬼が統率者では入れられないことである。
統率者:そのため、実質統率者専用となっている。
ただし色が多いため、配下とは逆にデッキの多様性を促進できる。
また、サイズも大きいためジェネラルダメージを狙うのにも適している。

Irini Sengir
2BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼・ドワーフ
2/2
白のエンチャント呪文と緑のエンチャント呪文は、それを唱えるためのコストが2多くなる。
配下:限定的だが、相手の動きを阻害する能力を持つ。
色とコンセプトが合えばかなり相手の動きを阻害することも可能。
問題はそんなコンセプトが合うデッキの人からのヘイト値が無駄に高くなるわけで・・・
統率者:すぐに持ってこれるため、動きを阻害すると言う点においては役に立つ。
動き阻害されたほうから見ればヘイト値はマックスですが。
逆に言えば、そんなコンセプトが無ければヘイト値がそうそう上がるものではない。

ゲトの血の長、カリタス/Kalitas, Bloodchief of Ghet
5BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼・戦士
5/5
BBB,T:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。これによりそのクリーチャーがいずれかの墓地に置かれた場合、黒の吸血鬼(Vampire)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それのパワーはそのクリーチャーのパワーに等しく、それのタフネスはそのクリーチャーのタフネスに等しい。
配下:主にクリーチャー除去要員。
クリーチャーを除去した上に、自軍の戦力にする2対1交換が可能。
本体は飛行を持っていないことに注意。
統率者:基本は同じ
かなり重い部類に入るので、使い回しが1回が限度。

呪われたミリー/Mirri the Cursed
2BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼・猫
3/2
飛行、先制攻撃、速攻
呪われたミリーがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、呪われたミリーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
配下:吸血鬼にしては小粒だが速攻持ち。
先制攻撃、飛行と合わせて早いターンでの攻撃に向いている。
最後の能力は半分オマケ、またはチャンプブロックさせにくくするものと割り切ること。
統率者:4マナが貯まり次第攻撃が出来るので、そこそこ強力。
ジェネラルダメージを狙うデッキなら攻撃の早さが魅力。
この場合軽さからの使いまわしも有効。

終末を招く者ショークー/Shauku, Endbringer
5BB
伝説のクリーチャー-吸血鬼
5/5
飛行
終末を招く者ショークーは、他のクリーチャーが戦場に出ている場合、攻撃できない。
あなたのアップキープの開始時に、あなたは3点のライフを失う。
T:クリーチャー1体を対象とする。それを追放し、終末を招く者ショークーの上に+1/+1カウンターを1個置く。
配下:主にクリーチャー除去要員。
対象に取れないクリーチャー以外、エムラクールでも除去できる性能を持つ。
ただし自身はあまり攻撃できない上にEDHでも毎ターン3ライフルーズはかなりきつい。
統率者:基本は配下のときと同様。
除去能力が自信のパワーアップと結びついているといっても、ジェネラルダメージを狙うのは難しい。

秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets
3UUBB
伝説のクリーチャー-吸血鬼
5/5
飛行
秘密の王、ザデックがプレイヤーに戦闘ダメージを与える場合、代わりに同じ数の+1/+1カウンターを秘密の王、ザデックの上に置くとともに、そのプレイヤーは自分のライブラリーのカードを上から同じ枚数だけ、自分の墓地に置く。
配下:ガルザ・ゾル以外では使用不可。
実質ダメージを与えないため、ガルザ・ゾルのダメージを上乗せにはならない。
ただし、超P/Tからの《魂の火/Soul’s Fire(ALA)》や《破裂/Rupture(NEM)》も狙えるので一考の余地がある。
統率者:ライブラリー破壊デッキならそれなり。
むしろ数少ない多色の吸血鬼ということが大事。
これがあるおかげでカウンターやドロー、コンマジが強い青が使用できるのは非常に大きい。

結論:
・フレーバー重視:Baron Sengir
・ジェネラルダメージ:ガルザ・ゾル、ミリー、ドラーナ
・支援:エヴィンカー
・色:ガルザ・ゾル、ザデック
・コントロール:アノワン、カリタス、ショークー、ドラーナ

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索