白青ヴェンセール考察と改造

○土地配分
一応問題ないレベル。
青マナに困ることはなかった。
時々《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》が出せずに困ることはあった。
《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》が無くても十分に対応可能
タップインしかないヌルハンドキープしたのは大目に見て

○《魂の従者/Soul’s Attendant(ROE)》
主に除去の的。
ミミックや群れ仲間とのシナジーはそれなりといったところ。
１マナのアクションとしてはこれを残す予定。
ちなみに、回復し忘れが多々発生したので落ち着いてプレイすること（自戒

○《セラの高位僧/Serra Ascendant(M11)》
実は本日一番いらないと思ったもの。
ソウルシスターズに比べてライフ回復手段が少ないと今気づいたのでライフ３０になる確立が非常に稀。
そう考えるとごく普通の1/1絆魂なわけで、パワーが高い分《孤独な宣教師/Lone Missionary(ROE)》の方が良かったかも。

○《アジャニの群れ仲間/Ajani’s Pridemate(M11)》
腐っても2/2。
それなりのクロックを保ちつつ、主にライフゲイン土地によるパワーアップも見込めました。
主力の一角としてはそれなりに優秀。

○《コーの鉤の達人/Kor Hookmaster(ZEN)》
今回のダークホース。
除去が少なくクリーチャーが多い仕様なので
ただ、サイドに何をはずすかと考えると真っ先にこれが浮かぶのが…

○《エメリアの天使/Emeria Angel(ZEN)》
素のサイズも悪くなく後半の土地もクロックやブロッカー確保に役に立ちます。
フェッチは入れてなかったものの、能力の発動率は悪くなかったと思います。
反面、初手に複数くるとうーんと唸ってしまいます。
４枚入らないけど２枚はほしいカードだと思います。

○《海門の神官/Sea Gate Oracle(ROE)》
貴重なドローソース。
ブロッカーとしてもそれなりに優秀
これにクロック（やＰＷつぶし）役は期待しすぎかもしれません。

○《黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane(M11)》
まさか最終奥義が発動するとは思いませんでした。
基本は+1/+1カウンター＋警戒能力で戦力を強化するのが基本です。
クリーチャーがいない場合はライフゲイン能力が微妙に使えます。

○《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
やはり反則でした。
もう１枚増えても全然使えると思う。

○《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner(SOM)》
出すことが出来た場面は少ないですが、前回の藤沢ＣＴＣのように土地をブリンクする作業に入ることはありませんでした。
少ない活躍場面では留め金をブリンクさせることが多かったようです。
このデッキなら３つの能力を全てフルに使用することが出来ると思います。

○《審判の日/Day of Judgment(M11)》
５戦目はディスってすいませんでした。
除去自体貴重なデッキなので
ちなみに会場で聞いた話、現環境では除去の強さが黒＞白の順になっているらしいです。

○《乱動への突入/Into the Roil(ZEN)》
役に立つかどうかは非常に地味でした。
この部分はあってもなくてもいい部分かもしれません。
ちょうど否認と交換できる部分ということもあるし。

○《ミミックの大桶/Mimic Vat(SOM)》
一般に広まっている黒を使用したデッキほど役に立つ場面が少なかったです。
原因はこのデッキがどんどん手札から出せる軽いカードが多く、ミミックでの１ターンが気になる気がしたことです。
また、ラス以外のクリーチャー破壊カードが少ないことがあげられます。
この部分を《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》にするといいかもしれません。

～サイドボード～
○《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》
アーティファクトを多用するデッキには刺さります。
ただし単体除去なので使う対象は慎重に選ぶ必要があります。
正直４戦目は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》か《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》か迷いました。

○《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》
相手のシステムクリーチャーを倒しつつ、カウンターを増やすことが出来ます。
地味ながら悪くないカードだと感じましたが、すこし力不足と思う面もあります。
これと《伝染病エンジン/Contagion Engine(SOM)》の中間ぐらいのカードがほしい気がします。

○《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》
当初の予想ではヴェンセールでこれを使いまわしてドヤ顔するプランもありました。
ただし、このデッキ特有の欠点として漸増爆弾＋２マナに壊したい存在が多いというのがあります。
ヴァラクート相手に使用していないので当たったときに試しては見たいです。

○《否認/Negate(M11)》
除去も少ないためここは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》の方がいいかもしれません。
またクロックを展開するのがこのデッキの特徴なので、かなりプレイングが難しくなると思います。

○《コーの火歩き/Kor Firewalker(WWK)》
ダブルシンボルで困ることがありましたが、それを除けば赤単への回答です。
ただし、赤単でも土地からのダメージ（主に《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》の紋章能力による）は防げないので注意。