M11公式プレビュー(2週目月曜日編)
2010年7月5日 新セット情報(公式) コメント (2)金曜日からの非公式情報の分も合わさって、本日は大量に紹介します。
●続投組み
《白金の天使/Platinum Angel(M10)》
●再録組み
《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》
●新規組み
《サイクロプスの剣闘士/Cyclops Gladiator(M11)》
《処罰の力線/Leyline of Punishment(M11)》
《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》
どうやら、執政官という訳語はやめて種族的な意味合いのアルコンにテンプレが変わったようです。
《不死の霊薬/Elixir of Immortality(M11)》
《闇の後見/Dark Tutelage(M11)》
《踏み荒らし/Overrun(M10)》に比べれば力不足感がありますが、インスタントなので小回りが効きます。
似たようなところでは《名誉の御身/Divinity of Pride(EVE)》がありますが、素のサイズが弱い分非常に軽くなっています。
…ちなみに、このイラストは女性ですよね?
だいたい《自然のらせん/Nature’s Spiral(M10)》の逆バージョンと見ていいと思います。
《喚起/Recollect(10E)》に比べると範囲が狭まっている、という突っ込みは禁句です。
戦場のクリーチャーの数だけライブラリーからクリーチャーを持ってくるようなカードです。
どちらかというと《歪んだ世界/Warp World(M10)》に近い性質を持っているようです。
そのため、トークンとの相性は非常にいいといえます。
《乱暴者の噴火/Hellion Eruption(ROE)》というカードもあるため、これを使うときはなるべく強いクリーチャーを入れるようにするほうがいいと思います。
点数で見たマナコストが《急転回/Swerve(ALA)》並になった上に単一の対象を取る呪文でなくても良くなりました。
サイドには絶好のカードといえます。
《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》無きあとの黒単の除去を担う形になってくれそうな気がします。
違いはライフを回復せずソーサリータイミングになった代わりに、序盤につけても時間稼ぎになる感じです。
基本は燎原の火と同じ使い方で大丈夫だと思います。
こっそりダメージが5になっているので悪斬とかも巻き込めます。
タフネスを上げる能力は石とか地面らしい能力なので問題はありません。
攻撃力がそこそこあるので、火力やクリーチャーに対しては除去されることが少なくなるでしょう。
白除去とバウンスと黒除去の根本的な解決策が無いのは仕方ないとする。
A:おいおい、Forkは色までコピーするんだぜ。
というわけで、《双つ術/Twincast(M10)》がカラーシフトしました。
赤は火力やマナ加速という絶好の対象があるためコピーする機会も多くなると思います。
手札が見る見る減っていくカードと考えると使えなくは無いかもしれません。
問題は能力が最初に発動するのが対戦相手ということです。
いずれにしても何らかの工夫が必要でしょう、《法の定め/Rule of Law(10E)》とか《天界の調停者/Angelic Arbiter(M11)》とか。
黒のカウンターは今現在はありませんが、青のカウンターを《精神壊しの罠/Mindbreak Trap(ZEN)》以外防げると考えるとそこそこな感じがします。
ちなみに対象にならなくなるのは呪文のみなので、《ネクラタル/Nekrataal(10E)》や《霊気の達人/AEther Adept(M11)》の対象になることに注意。
緑のクリーチャー除去なのでカード的には貴重な存在となるでしょう。
《ショック/Shock(10E)》とか稲妻とかは色が違うので仕方の無いことです。
もしこれが2点のダメージだったときのことを考えると…(《ウンヤロ蜂の一刺し/Unyaro Bee Sting(MIR)》参照)
ということは、ススメバチ<ウンヤロ蜂なのだろうか。
赤や青や黒のものと違って重ね張りも可能な一品。
トークンなどの大量のクリーチャーを出す呪文と組み合わせると自分のライフにもやさしい仕様になっています。
コストに追放と書かれていて悪用はできない使用になっています。
起動コスト自体はちょっと重いですが、青や緑でさえ除去を考えなければいけなくなるとつらいものがあります。
ちなみになぜ彫像でクリーチャーを追放できるかという疑問は、これも聖句札の死者のちょっとした応用だそうです。
絆魂こそ無いですが、加わる能力の数はそれ以上です。
先制攻撃と警戒がある上にパワーも上がるので攻防に万能だといえます。
何気に首輪も一緒につけると大変なことが起きそうな気がします。
とりあえず、戦槌の代わりに入れてもいいです。
●続投組み
《白金の天使/Platinum Angel(M10)》
●再録組み
《虚空の力線/Leyline of the Void(GPT)》
●新規組み
《サイクロプスの剣闘士/Cyclops Gladiator(M11)》
《処罰の力線/Leyline of Punishment(M11)》
《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》
どうやら、執政官という訳語はやめて種族的な意味合いのアルコンにテンプレが変わったようです。
《不死の霊薬/Elixir of Immortality(M11)》
《闇の後見/Dark Tutelage(M11)》
鼓舞する突撃/Inspired Chargeコモンのクリーチャー強化スペルです。
2WW
Instant(C)
Creature you control gets +2/+1 until end of turn.
《踏み荒らし/Overrun(M10)》に比べれば力不足感がありますが、インスタントなので小回りが効きます。
セラの高位僧/Serra Ascendantライフが30になると6/6飛行、絆魂のクリーチャーになります。
W
Creature - Human Monk(R)
1/1
絆魂
あなたのライフが30以上であるかぎりセラの高位僧は+5/+5の修整を受けると共に飛行を持つ。
似たようなところでは《名誉の御身/Divinity of Pride(EVE)》がありますが、素のサイズが弱い分非常に軽くなっています。
…ちなみに、このイラストは女性ですよね?
思い起こし/Call to Mind《復習/Relearn(6ED)》の色拘束が薄くなったものです。
2U
Sorcery(U)
あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カードを対象とし、それをあなたの手札に戻す。
だいたい《自然のらせん/Nature’s Spiral(M10)》の逆バージョンと見ていいと思います。
《喚起/Recollect(10E)》に比べると範囲が狭まっている、という突っ込みは禁句です。
集団変身/Mass Polymorphみんな~(AA略
5U
Sorcery(R)
Exile all creature you control, then reveal cards from the top of your library until you reveal that manycreature card. Put all creature card revealed this way onto the battlefield, then shuffle the rest of the revealed cards into your library.
戦場のクリーチャーの数だけライブラリーからクリーチャーを持ってくるようなカードです。
どちらかというと《歪んだ世界/Warp World(M10)》に近い性質を持っているようです。
そのため、トークンとの相性は非常にいいといえます。
《乱暴者の噴火/Hellion Eruption(ROE)》というカードもあるため、これを使うときはなるべく強いクリーチャーを入れるようにするほうがいいと思います。
移し変え/Redirection《偏向/Deflection(8ED)》の修正版です。
UU
Instant(R)
呪文1つを対象とする。あなたはそれの新しい対象を選んでもよい。
点数で見たマナコストが《急転回/Swerve(ALA)》並になった上に単一の対象を取る呪文でなくても良くなりました。
サイドには絶好のカードといえます。
泥沼病/Quag Sickness逆《ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor(10E)》とも言えます。
2B
Enchantment - Aura(C)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、あなたがコントロールする沼1つにつき-1/-1の修整を受ける。
《堕落の触手/Tendrils of Corruption(M10)》無きあとの黒単の除去を担う形になってくれそうな気がします。
違いはライフを回復せずソーサリータイミングになった代わりに、序盤につけても時間稼ぎになる感じです。
破壊的な力/Destructive Force簡単に言うと《燎原の火/Wildfire(9ED)》のパワーアップバージョンです。
5RR
ソーサリー(R)
各プレイヤーは土地を5つ生け贄に捧げる。破壊的な力は各クリーチャーにそれぞれ5点のダメージを与える。
基本は燎原の火と同じ使い方で大丈夫だと思います。
こっそりダメージが5になっているので悪斬とかも巻き込めます。
大地の召使い/Earth Servantやっぱりあったか(他の召使いシリーズとエレメンタルシリーズより推論)
5R
Creature - Elemental(U)
4/4
大地の召使いは、あなたがコントロールする山1つにつき+0/+1の修整を受ける。
タフネスを上げる能力は石とか地面らしい能力なので問題はありません。
攻撃力がそこそこあるので、火力やクリーチャーに対しては除去されることが少なくなるでしょう。
白除去とバウンスと黒除去の根本的な解決策が無いのは仕方ないとする。
余韻/ReverberateQ:これは《Fork(3rd)》だと思うのですが?(Forlは再録禁止カード)
RR
Instant(R)
インスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはコピーの新しい対象を選んでもよい。
A:おいおい、Forkは色までコピーするんだぜ。
というわけで、《双つ術/Twincast(M10)》がカラーシフトしました。
赤は火力やマナ加速という絶好の対象があるためコピーする機会も多くなると思います。
野生の喚起/Wild Evocation《集団意識/Hive Mind(M10)》に次ぐ訳の分からないカードです。
5R
Enchantment(R)
各プレイヤーのアップキープ開始時に、そのプレイヤーは自分の手札からカードを1枚無作為に選んで公開する。それが土地カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。そうでない場合、そのプレイヤーは可能ならそれを、そのマナ・コストを支払うことなく唱える。
手札が見る見る減っていくカードと考えると使えなくは無いかもしれません。
問題は能力が最初に発動するのが対戦相手ということです。
いずれにしても何らかの工夫が必要でしょう、《法の定め/Rule of Law(10E)》とか《天界の調停者/Angelic Arbiter(M11)》とか。
秋の帳/Autumn’s Veil緑の対抗色対策カードです。
G
インスタント
このターン、あなたがコントロールする呪文は青や黒の呪文によっては打ち消されず、このターン、あなたがコントロールするクリーチャーは青や黒の呪文の対象にならない。
黒のカウンターは今現在はありませんが、青のカウンターを《精神壊しの罠/Mindbreak Trap(ZEN)》以外防げると考えるとそこそこな感じがします。
ちなみに対象にならなくなるのは呪文のみなので、《ネクラタル/Nekrataal(10E)》や《霊気の達人/AEther Adept(M11)》の対象になることに注意。
スズメバチの一刺し/Hornet Sting《稲妻/Lightning Bolt(M10)》の33%の性能しかありませんが緑です。
G
Instant(C)
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。スズメバチの一刺しはそれに1点のダメージを与える。
緑のクリーチャー除去なのでカード的には貴重な存在となるでしょう。
《ショック/Shock(10E)》とか稲妻とかは色が違うので仕方の無いことです。
もしこれが2点のダメージだったときのことを考えると…(《ウンヤロ蜂の一刺し/Unyaro Bee Sting(MIR)》参照)
ということは、ススメバチ<ウンヤロ蜂なのだろうか。
活力の力線/Leyline of Vitality緑の力線はライフゲインとクリーチャー(微)強化
2GG
Enchantment(R)
活力の力線があなたのゲーム開始時の手札にある場合、あなたはそれが戦場に出ている状態でゲームを開始してもよい。
あなたがコントロールするクリーチャーは+0/+1の修整を受ける。
クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得てもよい。
赤や青や黒のものと違って重ね張りも可能な一品。
トークンなどの大量のクリーチャーを出す呪文と組み合わせると自分のライフにもやさしい仕様になっています。
脆い彫像/Brittle Effigyどの色でも使えるクリーチャー除去が出来ました。
1
Artifact(R)
4,T,脆い彫像を追放する:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
コストに追放と書かれていて悪用はできない使用になっています。
起動コスト自体はちょっと重いですが、青や緑でさえ除去を考えなければいけなくなるとつらいものがあります。
ちなみになぜ彫像でクリーチャーを追放できるかという疑問は、これも聖句札の死者のちょっとした応用だそうです。
執念の剣/Sword of Vengeance《ロクソドンの戦槌/Loxodon Warhammer(10E)》に次ぐおにちくな装備品が来ました。
3
Artifact - Equipment(R)
装備しているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともに先制攻撃と警戒とトランプルと速攻を持つ。
装備:3
絆魂こそ無いですが、加わる能力の数はそれ以上です。
先制攻撃と警戒がある上にパワーも上がるので攻防に万能だといえます。
何気に首輪も一緒につけると大変なことが起きそうな気がします。
とりあえず、戦槌の代わりに入れてもいいです。
コメント
スズメバチ(1マナ1点)>ウンヤロ蜂(4マナ2点=2マナ1点)ですよ。
とりあえず、《泥沼病/Quag Sickness》の説明に《もぎとり》の名が挙がらないのが
丹依悠。的には不服だったらしい……w
これは単純なマナコストを無視した単純な強さで考えました。
いわゆる、灰色熊と訓練されたアーモドンタイマンで殴りあうとどちらが勝つ的な意味で。
ちなみに、マナコストを含めると測定できません。
というのも、スズメバチのカードがない(つまり呪文コストが未定義)ためです。
《ウンヤロ蜂/Unyaro Bees(TSP)》なら確か点数で見た呪文コストが3なので(ry
ちなみに、《もぎとり/Mutilate(TOR)》は私も大好きですが、+と-、森と沼を入れ替えるだけのカードのほうが近いと感じたので。
《邪悪なる力/Unholy Strength(M10)》と《衰弱/Weakness(M10)》の関係と思ってもらえれば。