M10+LOR~ARB環境における2マナ火力について
2009年8月13日 MTG理論 コメント (2)前回の冒頭で軽く考察してみましたが、現スタン環境には2マナ火力が不足しているといわれます。
現状の2マナ火力は《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》を除いてはほとんど使われていないように思えます。
ここでは、その代替手段や使われていない火力について考えてみたいと思います。
結論だけ最初に言うと
●火力:ありません(強いて言えばビート対策のつっかかり)、タフネス1が多ければ蟻の解き放ちももしかしたら活躍できる可能性が…
●代替:鉱山、爪、青タッチなら急転回、黒タッチなら終止
○使われていない火力(速攻クリーチャー含む)
○代替手段
多分続きません。
現状の2マナ火力は《地獄火花の精霊/Hellspark Elemental(CON)》を除いてはほとんど使われていないように思えます。
ここでは、その代替手段や使われていない火力について考えてみたいと思います。
結論だけ最初に言うと
●火力:ありません(強いて言えばビート対策のつっかかり)、タフネス1が多ければ蟻の解き放ちももしかしたら活躍できる可能性が…
●代替:鉱山、爪、青タッチなら急転回、黒タッチなら終止
○使われていない火力(速攻クリーチャー含む)
・《紅蓮地獄/Pyroclasm(M10)》(《ごたごた/Hurly-Burly(LRW)》)
現在では《火山の流弾/Volcanic Fallout(CON)》があるためあまり見なくなりました。
3マナが飽和状態のため、ひょっとしたら流弾の代わりにこちらにするという手もあります。
ちなみに、ごたごたは主に《苦花/Bitterblossom(MOR)》とか苦花とかに対策で来ます。
・《つっかかり/Lash Out(LRW)》
クリーチャーがいないと打てませんが、一応3点火力です。
バーンなら大抵《炎の投げ槍/Flame Javelin(SHM)》があるはずなので激突に勝つこともあるでしょう。
サイドには入れてもいいかな的なカードです。
・《巡礼者アシュリング/Ashling the Pilgrim(LRW)》
マナ食いですが、永続パンプや全体火力にもなりえます。
まだ試してはいないのでデータは少ないです。
・《踏み潰し/Crush Underfoot(LRW)》
巨人がいないと思うので忘れましょう。
クリーチャーにしか打てないし。
・《太陽弾けのシャーマン/Sunflare Shaman(MOR)》
歩く火力は大体エレメンタルなので、最後の一押しとして用いることが出来ます。
能力は墓地のエレメンタルを消費しないので使えば使うほど強くなります。
パワーも一応2あるので殴りにいけないことも無いです。
これで速攻が付いていれば言うことは無かったのですが…
・《蟻の解き放ち/Release the Ants(MOR)》
2マナ1点火力ですが、「バイバック:0」が発動する可能性があったり、「占術:1」があったりします。
《マグマの噴流/Magma Jet(5DN)》が使われていたことも考えるとダメージ以外は使ってもいいかなと思わせます。
これでダメージが2点だったら…
・《火の突撃者/Pyre Charger(SHM)》
1/1のブレス持ちの速攻クリーチャーです。
マナ食いなのであまり強くないかも。
・《泥騒ぎの群勢/Mudbrawler Cohort(SHM)》
条件付ですが、2マナ3/2速攻はそこそこやってくれると思います。
条件も《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》や《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac(SHM)》という相性がいいカードもそろっています。
難点はもはやバーンよりスライといわざる得ないことでしょうか…
・《粉々/Smash to Smithereens(SHM)》
エンドレスエイトには特に効く火力です。
サイドには入れておいても損は無いかもしれません。
・《心臓鞭の燃えがら/Heartlash Cinder(EVE)》
1ターンだけ最低2マナ2/1のクリーチャーです。
1マナクリーチャーが出ていれば3/1も狙えます。
トランプルが無いのが最大のネックで火力と呼べるか疑問になってきました。
・《無秩序の点火/Ignite Disorder(M10)》
条件付のクリーチャー除去です。
これよりはつっかかりのほうが(ry
・《ジャンドの斬刃/Jund Hackblade(ARB)》
条件付ですが、2マナ3/2速攻はそこそこやってくれると思います。
条件も《運命の大立者/Figure of Destiny(EVE)》や境界石、《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac(SHM)》という相性がいいカードもそろっています。
難点はやっぱりバーンよりスライといわざる得ないことでしょうか…
・《セロドンの一年仔/Cerodon Yearling(ARB)》
白をタッチしている場合には……対抗色ランドが減ったので微妙かも。
一応2/2速攻持ちなので2~3ターンは役に立つかも。
○代替手段
・《ドラゴンの爪/Dragon’s Claw(M10)》
私は結果的には1ターン長く戦える=1ドローと考えています。
特に相手も赤単なら2~3ターンは持ちます。
・《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》
記憶によれば過去一時期使われていたような気がするカードです。
手札を使うバーンデッキにはちょうどいいかもしれません。
・《炎血の襲撃者/Igneous Pouncer(ARB)》
2マナで手札に山か沼を加えて、デッキ圧縮が出来ます。
そのままで使っても、速攻持ちのパワーが5となかなか使えるように思えます。
6マナということを除けば
(ちなみに、《谷のラネット/Valley Rannet(ARB)》でもいいのですが、速攻を持っていません)
・《魂光りの炎族/Soulbright Flamekin(LRW)》
6マナを8マナにする程度の能力。
Xマナ呪文を採用するならあり。
2/1のため、一応の戦力にもなる。
・《斑点の殴打者/Stigma Lasher(EVE)》
《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》対策にはなりそうなカード。
回復を0~2点に抑えることが出来るのが強み。
でも、《ケルドの匪賊/Keldon Marauders(PLC)》や《血騎士/Blood Knight(PLC)》は強かった…
一応エレメンタルのため、先触れで捜索できるもポイント
・《終止/Terminate(ARB)》
黒をタッチしている場合にはオススメかもしれません。
・《ゴブリンの異国者/Goblin Outlander(CON)》
対白対策のカード
2マナ2/2とサイズも申し分ない。
どちらかというとスライやブライトニングで使用されるイメージがある。
・《急転回/Swerve(ALA)》
青をタッチしている場合にはオススメかもしれません。
特にミラーの時には《炎の投げ槍/Flame Javelin(SHM)》を返すだけでかなりのライフアドバンテージになります。
また、《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》を返せば相手のダメージ源を大きく減らすことも出来ます。
多分続きません。
コメント
2マナ1点火力、1回分の盾またはその後も1点ずつ殴ったり殴らなかったり。
私はラヴニカ期からコイツが好きで、火力量が豊富でも最低限サイドに入れてました。
焼き落とした《極楽鳥》や《ラノワールのエルフ》は数知れず、です。
おばさん美がそこそこ増える環境ではちょっと便利そうなクリーチャーではあります。